
小学校では「習字」の時間があります。で、「海山」とか「初日の出」なんて書かされたりします。
さらに、そこに朱色の直しがついたりします。
べつに何も考えなければそれでいい話しです。
でも、ふとこんな事を考えました。
「海とか山とか書いてもちっとも楽しくないじゃないか。何人の子供が心をこめて"海山"と書くかなぁ。
それなら今大好きな"ピカチュウ"と書く方がよっぽど楽しくて心がこもるのではないだろうか。
ほんでもって、それなら少々へたくそでもいいのではないかなぁ。そうだ、きっと書は基本的には心だ。
技術の美しさはその道のプロにまかせて、ワタシラは心でかけばいいやんか」と。
そんなこんなで、身近にあるものや、ちょっと思った事などをうまいヘタは気にせず書にしてみる事にしました。それが「へたく書(しょ)」です。
今回は1998年から99年2月までに書いた「へたく書」の中から14点を展示します。ちょっとうまかったりするものもあって、その点が残念です。
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以上、「第一回・へたく書点」の14点でした。
それぞれについてコメントはしませんが。1つだけ説明します。
それは「やさしいってふつうだね」について。
これは、どういう気持ちで書いたのか。よく「やさしいねぇ」と言われます。でも、私としてはそのした事は「ふつう」の何げない事だとおもってたりします。
「そんなに特別な事ではないやん。みんなで生きてるんやもん」と思ってたりします。それであの書になりました。
ただ、「やさしくしたくても、つい出来ない」事もあったりするのが、人間です。
さて、そんなこんなでマジメに書きましたが、まぁ、おもしろがってやってるシャレ半分のへたく書。
おもしろがって見てもらえれば幸いです。
1999年3月10日・佐野 元
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