No.33〜No.47



うふふNo.33  落石注意 (By 尋)

ボクは「落石注意」とは、上から降ってくる岩に注意するものだと思っていました。
特に初心者の頃、峠道でこの標識を見たときは、胸をハンドルにつけて上を覗き込んでいる姿を想像し、「その方がもっと危ないじゃん」なんて思っていました。「そのせいで崖からおっこちたらどうしてくれるんだ」とも・・・。
だって、標識にも、西部劇で盗賊が罠を仕掛けているように、落ちている途中の絵が描いてあるじゃない!

初めて落ちて済んでいる岩に遭遇したとき、どこに注意すべきだったかを知りました。
ちなみにこの話を友人にすると、5人中1人くらいは「あぁ、そうか」と感心してました。







うふふNo.34  ある日の日曜の朝 (By SAE☆)

(ある日の日曜の朝、中学の息子が休日の部活の為に学校へでかけようとしている。
息子はキチンと学生服を着ているので、主人がおもわずこういった)

父・・・部活なのにガクラン着ていくのかよ
兄・・・そうだよ。校則ですから。
母・・・アンタねぇ、みんなに合わせるって必要でしょ。
兄・・・校則違反になるんだよっ!
母・・・そんなこと言ってたら、(自動車の運転でもみんな)40キロ制限のところみんな60キロで走っているんだよ。一人だけ規則守ってたら浮いちゃうよ。お父さんだって、もしお巡りさんが見てたら捕まっちゃうね。
(と、ここからお父さんの運転に話がそれていく)
妹1・・お父さんは赤でも渡っちゃうよ!
母・・・そりゃ、牢屋いき。
妹2・・お父さんは黄色でも渡るよ!(得意そうに)
母・・・そりゃ、死刑だ。でも一緒にいた私たちも怒られちゃうね。
妹1・・ボク、寝てたからわかんない。
母・・・じゃあなんで、黄色で渡ってたってしっているんだよ!おめえは寝てないんだよ!!

(怒られるのいやだと思ったのか、責任のがれを言ってるつもりの小さな妹である)







うふふNo.35  どしても入れたい (By yamo)

母親とこの夏旅行に行ってきました。初めての海外、飛行機に乗るのも初めて。雲を抜けると下には雲海、上は青から黒にグラデーションしている澄んだ空。母親が窓際に座り、盛んに外の写真を撮っていました。窓に近づいて一枚。窓から離れて一枚。
「なんで離れて撮るの? 景色だけでいいじゃん」と言うと「こうすればどこから撮ったか分かるじゃない」。
 たぶん雲の上の景色なんて飛行機以外からは撮れないと思うのですが、母は真剣でした。







うふふNo.36  泥棒柄 (By yamo)

うちで唐草模様の風呂敷を見つけたとき、思わず「あ、泥棒柄の風呂敷!うちにもあるんだ」と言ったら「人聞きの悪いことを言うんじゃないの!」と怒られました。まだ唐草模様という言葉を知らなかった頃。







うふふNo.37  悪人にも日常生活 (By みみみさん)

 この間、昼間テレビをつけたら、2時間ドラマの再放送を放送してました。
どうやら「江戸川乱歩の明智小五郎モノ」のようでした。おりしも場面は、“明智クンが敵の罠にはまって危機一髪!”という場面。明智クンが誘い込まれた小部屋のコンクリートの天井が明智クンを押しつぶすべく、じりじり落ちてくる!明智クン、絶体絶命!!!

 次のシーン。当然明智クンは危機を脱していて、犯人たちの前に「ふっふっふ」と現れるわけですがそのイイワケがスゴかった。

明智:「ふふふ。ボクはあの部屋のコンセントをショートさせて電気を止めたんですよ!」
悪人:「くそう!そうだったのか!」

・・・・

 うーん。あの手の「吊り天井」が電動だって言うのもまぁ「目からウロコ」モノだけどあの手の「吊り天井」の部屋に“コンセント”があるっていうのも驚きです(笑)
でもまぁねぇ、吊り天井ルームでも、掃除はしなくちゃだから掃除機用にコンセントは必要かなぁ。
ニッポンの悪人のみなさんも、要塞建築時には色々苦労してるのね、と考えさせられました。







うふふNo.38  悪人の手下にも日常生活 (By 佐野 元)

 おお、久しぶりだ。私がこうやって「うふふ」を書くのは。よし。今日は「うふふ」の真骨頂をお見せしましょう。上のみみみさんの「うふふ」を受けて私も悪人の手下について。

 みなさんも感じているかも知れないけれど、時代劇で主人公が悪人の屋敷に乗り込んで行ったとき、親玉が「出あえー出あえー」と言うとすぐさま手下がドカドカドカと出てきますねぇ。しかもみんなちゃんとした格好で。あれはどう考えてもおかしい。すると何かい? 毎日彼らはどこかの部屋で夜遅くまであの格好で、刀を片手にじーーーっと待っているのでしょうか? いくら武家の世界とはいえそれはつらい。毎日そんな事は続かないはずだ。まぁ、寝ずの番をする人が何人かいるにしても、他の数人は浴衣姿でネムイ目をこすりながら、
「はぁ?なんですかぁ、こんな遅くに、もぉ。ややっ、不信なモノがいるのか。そうかそうか。でも、ねむいなぁ。ねむいけどお勤めだから仕方ない。つらいなぁ。でもがんばらなくっちゃ」なんて風に出て来たっていいじゃないか。それなのに、みんな元気よくキチンとした格好で「おおー」と出てくるのがどうも解せない。
 それから、もっとリアルを追及するならば、悪人の手下にも「いいヒト」がいてもいいはずだ。ほら、現実には「イヤな上司の下にいい部下がいる」という事もあるんだから。だから、主人公が悪人の所行を並べ立てて言うのを聞いているうちに、「そりゃそうだ。殿!あんたが悪い。どう考えてもあんたがワルイ。絶対に許せませぬぞ。だいだい、労働条件に前から不服もあったのでござる。そこのちりめん問屋のご老人!この高崎八平太、微力ながら助太刀申す。殿、覚悟!」なんてご主人さんにはむかっていく家来が一人くらいいてもいいじゃないか。その人はきっと水戸藩にとりたてられて出世するにちがいない。
 そんな時代劇ならなんかとっても楽しく見れそうな気がするのだけれどなぁ。







うふふNo.39  警備員は見ている (By yamo)

 毎日通る道は、今工事中です。夏の間からずっとやっていて、いつも警備員さんが立ってトラックが出入りするときに交通整理をしています。こないだ通ったときは道も空いていて警備員さんも手持ちぶさた。警備員さんはぷらぷらと後ろ手を組んで向かいのお宅の植木を観察していました。毎日見ていると「おお、今日花が咲いたなあ」とか「葉っぱが出てきたなあ」とか、そのお宅の人よりもきっと詳しいだろうな。
 これから寒い季節。工事はまだまだ続きそうです。







うふふNo.40  北国はこわいのだ (By yamo)

 去年の冬。雪が10センチくらい積もっていたのに、車のフロントガラスだけを雪かきして出発しました。ボンネットも天井も積もったまま。走っているうちに暖房の熱で天井の雪が前の方にずれてきて嫌な予感が。案の定、曲がり角でブレーキをかけたら車は止まったのに上の雪だけ加速がついて、塊が三つ「すとーん、すとーん、すとーん」とフロントガラスに積み上がりました。視界は真っ白。まるで目の前でテトリスが終わったかのよう。何が起こったのか一瞬分からなくて呆気にとられました。
 危ない危ない。雪かきは横着しないでちゃんとやろう。







うふふNo.41  ひとときのハスキーボイス (By yamo)

 風邪をひいて濁声になったら、カラオケに行って、いつもは歌えない低いキーの曲を歌います。思わぬ所まで声が出て、少しだけ自分がうまくなったような気がする。その代わり次の日はもっとつらい。

(追記/by 佐野 元 : 男の場合風邪をひいて濁声になったら、女言葉でしゃべるとカワイイオカマちゃんのマネができてとても楽しいです)







うふふNo.42  ナンなんだなこれが (By かおり)

ちょっと前の話なのですが、近所のスーパーの中のパン屋さんでの出来事を聞いて下さいませ。
確か、「カレーパンフェアー」とか「インドのパンフェアー」なるコーナーがありまして、カレーパンが数種類と“ナン”など美味しそ〜なパンがいっぱいあったんです。
私は、「おぉっ〜ナンが食べたいっ!」という衝動にかられ、カレーが入った“ナン”をトレイにのせ、レジに並んだのです。
一番前に女子大生(?たぶん・・・)、次におばちゃん、3人目に私という順番で並んでいました。
おばちゃんは学生さんのトレイにのっている“ナン”を不思議そうに見つめ、振り返って私のトレイにも“ナン”があることを発見し、薄くてシロくて長い物体を解明すべく、“ナン”を包もうとしているレジのおねぇ〜さんにすかさずこう言ったのです。

おばちゃん:「それ、なんですかぁ?」
おねぇさん:「これですか、ナンです。」
おばちゃん:「はぁ?なんですかぁ?」
おねぇさん:「ですから、ナンです!」(この間、メビウスの輪状態でリピート2回・・・)
おばちゃん:「えぇっ?だから、なんですぅ?」
おねぇさん:「ですからっ、これはっ、“ナン”と言うパンなんですよっ!」
おばちゃん:「へぇ〜っ、ナンっ?んじゃぁ、私もひとつ頂いとこうかねぇ〜」「はぁ〜んっ、変わったもんがあるんじゃねぇ〜」

私が大人になって、爆笑したい気持ちを押さえるのがこんなにも辛いことだなんて初めて味わったひと時だったのです。あぁでも欲を言えば、ぼけたおしたおばちゃんにつっこんでおけば・・・

こんな「漫才のようで本当にあった話」でなごんで頂ければ、これ幸いです。で、おばちゃんって誰でも「ひとつ頂いておこうか」が口癖だと思いませんか?







うふふNo.43  あられもない犬 (By yamo)

 近所の犬は小型のシベリアンハスキー風。よく仰向けで寝ています。ふさふさしたお腹の毛が風になびいている。その姿は無防備で、しどけないというか色っぽいというか。どうもやめた方がいいと思うのだけれど伝えようがない。







うふふNo.44  こりや  (By 佐野 元)

最近、肩こりがひどいので、ふと書店でみかけた「こりや疲れをとるツボの本」という本を買った。で、それを部屋においているのだが、パッと表紙を見た時に、何故か「こりゃ疲れをとるツボの本」と字面としてよんでしまう。
そう、「こりゃ、まいった」とか「こりゃ、うれしい」とかのあの「こりゃ」である。うーん、これは効きそうだ。なんせ「こりゃ、疲れをとるー」のだから。そう思っただけで疲れがとれるようでうひひひと笑ってしまうのである。

だけど、そういえば、本を買ったきり、実際にツボ療法はまだやっていない。
うーん。こりゃ、いかん。






うふふNo.45  恐怖の炊飯器 (By 佐野 元)

このアツイ季節になると思い出す、恐ろしい話しがある。
まだ僕が前の会社にいた頃だから、随分と前だ。
当時バブル絶頂期だったので、仕事が忙しくて食事はほとんど外食だった。帰ってくるのは12時近く、土日もほとんど休みなし、なんて頃もあった。
で、あれは土曜だったか日曜だったか。ふと自炊がしたくなった。よーし、と決めたメニューは炊き込みごはん(ようするに釜飯ね)。
材料を買ってきて、よいしょよいしょと作った。けっこううまく出来た。満足してその日は終ったのである。

さて、何日も何日もたったある日の事。あついあついナツのある日のこと。キッチンでなんだか臭いニオイがする。「なにー?」クンクン。
それはどうやら炊飯器の方からするみたいなのである。

はっ、と気がついた。
「炊き込みごはん!」
そう、あの日ワタシはご飯を食べて、そのまま片づけて寝て、それからまた忙しい日々の中に埋もれていったのだけれど、炊飯器はあの日のままなのであった。のこった炊き込みご飯を片づけわすれていたのだ!

どうする?
しかしこのままにして置くわけにはいかない。
覚悟を決めてワタシはおそるおそる炊飯器の取っ手に手をやりフタをあけてみた。
カパッ。

「ギャーーーーツ」

中の様子は思い出しただけでも恐ろしくて、とても書くことは出来ません。ごめんなさい。許してください。

こんなナツの恐ろしい炊飯器の話でした。

合掌。







うふふNo.46  人間くさい  (By 佐野 元)

人間は犬がいると、「きゃーっ、かわいいーっ」なんて寄っていって抱き締めたりする。ほんでもって、体中さわったりなんかしている。でも、犬にも小綺麗にしてもらっている犬と、そうでない犬とかがいて、中には「お風呂きらい」なんて犬もいる。そんな時、人間は「いやーん、この犬くさーい」なんて勝手な事言っている。
さて、犬の嗅覚は人間のそれよりもはるかにするどい。警察犬として活躍する犬もいるくらいだ。そんな犬だから、抱かれたりさわられたりしたとき、こんな事おもう事もあるに違いない。

人間A「おっ犬やー」
人間B 「きゃーほんとかわいいー」
犬 (あ)
人間A「おーよしよしよしよし」
犬 (ぎゃー、やめてくれー、こいつ人間くさいーーー)
人間B 「ほらーワンちゃんワンちゃんーかわいーー」
犬 (うへぇーー、こっちは化粧くさいー。はなしてくれーー。やーーー。)
人間A「あー、かわいいなぁ」
人間B「あー、かわいかったー」
犬 (あー、人間くさかったーーー)

犬の気持ちになって接しましょう。







うふふNo.47  犬のはなし2 (By 佐野 元)

このあいだ、遠路はるばるやってきた友人の増田くんと食事に行って、部屋に戻ろうとして、ウチのマンションの東側の教会の前を通りかかった。
ふと見ると、教会の入口ヨコの塀の上に、そこで飼われている白い犬がデロリンと、なんともおかしな格好でこちらを見ていた。
どんな風かというと、下半身を塀の向こうの階段におき、上半身を前に出して胸のあたりを塀の上にのせて、前足を両方前につきだして、顔は道路の方を向いているという状態であった。

2人で「わはは」と笑った後に、「なんでこんな事をしてるのかなぁ」と
近寄ってみた。で、その塀をよく見てみると、上の部分が大理石調になっていて触るとヒンヤリ気持ちいい。

そうか、たぶんコイツはそれが気持ちいいことに気づいたのだな。こうやって涼んでいるのだな。2人でそんな事を言っている間も犬は「ハッハッハッ」とこっちを見てる。

「それにしてもおまえ、それはヘンな格好やろー?」と頭をなでようとして手を出すと、ペロペロペロとなめられたのであった。